いまや当たり前のように言われている「感謝すること」「ありがとうと言う」ですが、
よくよく見ると、「中身がない」状態、どこか表面的で中まで浸透していない、そんなふうに感じることもあります。
感謝をすると、身体のどこかに何かしらの感覚がきます。
一番多いのは、ハートチャクラが花開くような、フワ~っとしたものでしょうか。
確かに感謝することはとても大切です。
しかし、表面的なことをいつまでもやっても、それはずっと表面的でしかありません。
感覚を大切にする
人間は、言葉でコミュニケーションを取ることがほとんどです。
ですが、もっと内側の感覚に意識を向けることがこれから必要になってくると思います。
感覚を養うことで世間で言われている、いわゆる「引き寄せ」というものを起こしやすくなります。
感覚の話なのでわかりづらいかもしれませんが、下記の感覚のワークを是非実践してみてください。
このワークは、あらゆることに使えます。
感覚を養うワーク
なるべく静かな部屋で一人でリラックスしてやってください。
①まず、感謝できることを思い浮かべてください。
②その感謝できることを思い浮かべて、自分の中にある「感覚」だけに意識を向けてみてください。
感覚の見つけ方は、まず感謝できることを思い浮かべたら、その思い浮かべた事(例えば映像など)だけをはずします。
そうすると、「何か」残るはずです。最初は、その「何か」が一瞬しかわからないかもしれません。
繰り返していくうちに、その残った「何か=感覚」がわかるようになります。
③その「何か=感覚」を何度も味わってください。
そしたら何もない「無」が一瞬だけくるのを感じてみてください。
思考が止まっている状態です。
そうして、「無」と「感覚」だけになるのです。
これを毎日、少しづつでかまわないのでやり続けてください。
感覚をあらゆることに生かす
自分の中に感覚が掴めたら、日常のあらゆることに使えるようになります。
例えば、不安を感じた時などは、不安の感覚を知ることにより、その感覚をはずすことで、不安に捕らわれている自分を解放することができます。
お金がほしい時は、「お金がある」感覚を知り、その感覚を持ったまま行動をします。
大切なのは、「その感覚を持って行動する」です。
否定形の感覚は持たない
これはすでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、「~ない」という否定形の感覚は、良いものをもたらしません。
例えば、自分を否定するようなこと、他人を否定するようなことなどは、感覚を持った瞬間に自分の中に黒いものが広がります。
その感覚は、精神と身体に悪い影響を与えます。
どういう表現にしたらいいのか、どういう感覚を持つのがいいのかを考えることも、とても良いことです。
感謝することとは
感謝するということは、「大切に想う」ということだと思います。
誰かを大切に想う、物を大切に想う、自分を大切に想う、その大切に想う気持ちが感謝に繋がります。
目の前のこと、もの、誰かを大切に想ってください。
その方がずっとあなたは幸せのオーラに包まれると思います。